めぐり逢う世界

旅行のことを中心に、学部やPC関係の話も少し紹介したりするブログ。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

塩見岳〜塩見沢〜中俣〜西俣〜二軒小屋―南アルプスの沢縦走 3日目

2013年8月10日(土)

間ノ岳〜熊ノ平〜乗越沢〜東俣〜雪投沢―南アルプスの沢縦走 2日目の続きです。

この日は塩見岳に登頂した後、塩見沢を下りました。

P1210488_l.jpg



前2時頃目覚めると星空が綺麗。しかし、それから午前3時頃まで記録を書いていると、外はややガスりはじめ始め、テントが揺さぶられ中々寝付けなくなります。結局あまり寝付けなかったので、まともに起きたのは午前5時頃。

朝食をとって出発は6時15分となってしまいました。しかし、目覚めた頃から稜線から声がし、塩見岳の方へ向かって行かれるパーティーがいるので驚きます。まさか熊ノ平小屋から来たのでしょうか。

P1210382_l.jpg

P1210386_l.jpg

さて、昨日の行程が厳しかったせいか筋肉痛が酷く、中々足が上がりません。

P1210387_l.jpg

それでも前日以上の展望の助けを借りて、力を振り絞って山頂へ上がっていきます。

P1210392_l.jpg

塩見岳から北に伸びる北俣尾根はいつかは登ってきたいものです。

P1210397_l.jpg

7時18分、塩見岳に到着。

P1210420_s.jpg

ここから蝙蝠岳へのうねりが素晴らしい。

P1210399_l.jpg

塩見岳は南アのど真ん中的な展望が得られる場所で、北側には甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳とオールスターズが見られます。南側は悪沢岳・荒川岳の素晴らしい展望が得られますが、そいつらに隠されて南アルプス南部のオールスターズまでは見られません。

P1210400_l.jpg
悪沢岳と荒川岳

P1210401_l.jpg
蝙蝠岳と富士山

P1210402_l.jpg
仙塩尾根と間ノ岳・農鳥岳

P1210412_l.jpg
塩見岳西峰

P1210422_l.jpg
塩見岳東峰と富士山

さて、しばらく展望を楽しんでいましたが、先ほどのパーティーに話かけてみます。すると夜のうちに熊ノ平小屋を出てここまで来たとのこと、そして更に聞いてみると早稲田山岳アルコウ会とのことで、Twitterのフォロワーのらいすさんもいらっしゃいました。

P1210407_l.jpg

山頂から塩見沢下降点は何処がいいかなどとずっと考えていますが、中々よさげなところがありません。結局鞍部からガレを下って行く感じになるのでしょうか。

P1210415_l.jpg
山頂から見下ろす塩見沢

果たしてそうでした。上部ガレは問題なく早々に突破しますが、少し行くとハイマツとの戦いになります。

P1210426_l.jpg

P1210427_l.jpg

枯れ沢を上手く選べばまだマシですが、外したら死亡でしょう。藪漕ぎは標高2700m付近まで続きます。

P1210430_l.jpg

標高2630m付近で漸く水の流れが確認できましたので、ここで大量に補給と行きました。
その後、沢は再び枯れ沢に戻り、そこから再度流れが出てきたところからやや下りにくくなってきたので、地形図上で塩見沢の川マークが消え二俣に分かれる辺りまではその間の尾根を下って行きました。

P1210431_l.jpg

塩見沢の二俣までは倒木が激しいですが、地図上で川になっている辺りからは倒木も殆どなくなり、豊かな渓相を見せるようになります。

P1210433_l.jpg

ただ小滝が多く面倒で中々標高が落とせません。この辺登りの方が楽でしょう。

P1210435_l.jpg

途中塩見沢より塩見岳を見上げられるポイントも。

P1210444_l.jpg

塩見沢は段々と僕の好きな感じの雰囲気に変わっていく。

P1210447_l.jpg

さて時間がかかってしまいましたが、11時5分、稜線から休憩44分込みの2時間35分で本流の中俣に合流しました。

P1210452_l.jpg

なおもしばらくは豊かな渓相が続きますが、中俣も踏跡は気配すら残っておらず、かなり手こずります。

P1210454_l.jpg

P1210456_l.jpg

西池ノ沢が近づいてくると渓相はガラリと変わり、普通の河原歩きといった感じに。

P1210458_l.jpg

P1210459_l.jpg

11時45分、西池ノ沢出合。ここで1時間ちょっとの昼食タイムとします。

P1210460_l.jpg

西池ノ沢出合から歩き出してすぐに東池ノ沢の大崩壊地が近づいてきました。上に見えるは塩見岳北俣尾根のジャンダルムでしょうか?

P1210462_l.jpg

こいつの影響と思しきもののおかげで、この辺りは割とサクサク歩けます。

P1210465_l.jpg

これ以降もこんな感じの川だったら面白くないななどと思っていたのですが、沢が大きく左に折れていく辺りで再度渓相が戻り、右岸に左岸に滝が落ち、中俣本流も多くの小滝を落としつつ流れていきます。

P1210473_l.jpg

P1210477_l.jpg

ここから北俣の出合までがハイライトと言った感じですが、渓相は素晴らしい代わりにやはり思うようには進めません。浅いところを狙っても膝下、滝つぼなど深いところでは腰以上埋まるでしょうから、滝はもうどんなに小さくても巻くしかありません。

P1210488_l.jpg

P1210496_l.jpg

P1210503_l.jpg

北俣出合付近で2人の山ヤか沢ヤかと思しき人たちに遭遇します。北俣はまだかなどと聞かれた(もう通り過ぎている)のでやや不安になりましたが、一泊の行程で東池ノ沢の崩壊地まで抜けて翌日は来た道を引き返すとのことでした。

P1210508_l.jpg

14時40分、北俣出合まで来たところでほっと一息。

P1210511_l.jpg

ここからも水量多く道はありませんが、右岸通しで進め、比較的サクサク行けました。(※2017年現在では右岸に道ができています。)

P1210513_l.jpg

P1210515_l.jpg

P1210518_l.jpg

15時17分、西俣慣合に到着。

P1210519_l.jpg

さて、現時点で15時過ぎです。色々と悩みましたが、足が割と死んでいる気がするので、内無沢は諦めて下山することとしました。

P1210523_l.jpg

小西俣を対岸へ渡り、何とか橋まで這い上がります。(※これもいつかは這い上がれなくなるのではないかと思っていたのですが、2017年現在では比較的簡単に上がれます。)

P1210522_l.jpg

テン泊地は中俣を歩いているうちは西俣慣合もありだと思っていましたが、実際に目の当たりにして気が変わりました。雰囲気がよくありません。到着遅くなってしまうかもしれませんが、二軒小屋へGoです。

P1210526_l.jpg

慣合からは林道が多く残っていたので比較的サクサクでした。

P1210527_l.jpg

途中崩壊地を横切るところだけ注意が必要で、非常に危険なところもありました。こういったところは一度西俣まで降りた方がいいかもしれませんね。

P1210535_l.jpg

二軒小屋から4km辺りの工事車両が集まっているところ(リニアトンネル調査の拠点?)からは新しい林道が利用できたのでサクサクでした。(※2017年現在では崩壊しています。)

P1210546_l.jpg

P1210553_l.jpg

二軒小屋で受付を済ませ、テントを張って晩飯を食べて睡眠。テントは僕を入れて2張のみでした。車が入れるだけあって流石に飲み物が安かったですね。

P1210569_l.jpg

コースタイム

6:15雪投沢源頭(標高2670m)-7:18塩見岳8:14-8:26塩見沢下降点8:30-9:03塩見沢(標高2630m)9:28-9:58塩見沢(標高2400m)10:17-11:05中俣(塩見沢出合)-11:45中俣(西池ノ沢出合)12:50-13:41中俣(標高1900m地点)13:46-14:40中俣(北俣出合)-15:17西俣慣合15:38-17:38二軒小屋
歩行時間 8時間8分、行動時間 11時間23分

ルート図

20130810001.jpg

標高グラフ

20130810002.jpg

関連記事

| 旅日記 | 12:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://lonelyheart.blog58.fc2.com/tb.php/2666-dfc4d9e4

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT