めぐり逢う世界

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間ノ岳 弘法小屋尾根・大樺沢左俣で日帰り周回

2015年10月18日(日)

この日はラボ勢と4人で北岳・間ノ岳へ向かいました。広河原は快晴で気分は上々。

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6時35分出発、本日は最短ルートの八本歯ノコル経由で稜線を目指しました。

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二俣までのんびりと歩いたので、ここからは暴走。他の登山者全員を圧倒的に抜かし置いていき、

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二俣から八本歯ノコルまでの標高差700mを55分で踏破!CTの36%でした。八本歯ノコルから見る間ノ岳はいつも素晴らしく美しい。

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間ノ岳 八本歯より

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鳳凰山 八本歯より

八本歯ノコルで30分ほど仲間を待って出発。

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八本歯ノ頭と富士山

さてまずは間ノ岳へ。うち2人は間ノ岳は諦めて北岳山荘で休憩することになったので、リノール酸と2人で向かいました。

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縦走路からの北岳は相変わらずあまり形がよくないw

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10時53分、中白峰到着!

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間ノ岳は薄っすら雪化粧。どうやら先週の雪が残っているだけのようです。前日は数日前の予報では20cmくらい積もるか?といった感じでしたが、結局は小雨~霙に終わった模様です。

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間ノ岳直下からの仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳

雪をまともに踏んだのは結局この区間だけ。

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11時31分、間ノ岳登頂!!毎回別々のルートで来てまして、これで6度目!!

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間ノ岳から見える塩見岳と背後に悪沢岳、赤石岳。大いなる南アルプス南部・・。

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ここから僕はこちらの尾根に逃亡。リノール酸は残った2人と合流しに北岳に向かいました。

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11時43分出発。6度目の間ノ岳でついに挑むは弘法小屋尾根。滝ノ沢カールと細沢カールを見下ろしながらの下降。最初ちょっとだけガレ・ザレですが、その後安定した岩稜歩きに変わります。

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因みに広河原までバスで戻らなければならないので、4時間で下らなければならない状況でした。滝ノ沢とその先の北岳が秀逸です。

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弘法小屋尾根上部からは圧巻の間ノ岳が拝めます!下から上がってきた場合には感涙の嵐でしょうね。

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間ノ岳の抱える細沢カールが光ります。

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段々とハイマツの背も高くなってきましたが、日帰り装備でこの程度のハイマツであれば、下山なら特に問題もなくサクサクと進んでいくことができました。因みに標高2650~2800m辺りは腰から背丈くらいは埋まります。

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細沢カールはまさしくスプーンで抉ったかのようですね。

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さてハイマツ漕ぎはまだまだ続きますよ。

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そして、標高2650m辺りで森林限界下へ。ハイマツも殆どなくなります。ここまで標高500m下げるのに1時間半。残り標高差1500mを2時間半で行かなければ・・。

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標高2600m下は心地よい樹林帯が始まりました。稜線上には道のようなものが9割形続いています。

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ハイマツ帯までとても登りやすい素晴らしい尾根と感じました。

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14時40分、標高1540m、北沢小屋跡。

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ここから弘法小屋尾根取付きまでは荒川北沢遡行のときにも通った見知った道。作業道が続いています。

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14時51分取付き到着。結局樹林帯の標高差1300mを1時間半で下げることができて、間ノ岳から3時間で弘法小屋尾根を踏破できました!これは笹山ダイレクト尾根級に歩きやすいですね。

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しかし、ここから先でトラップカード発動。堤体が林道工事のついでか何かで構造が変わっていて闇化・・。靴を脱いで先まで行ってみると3m程度飛び降りる必要が・・。というか非常に冷たい。

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結局左のギリギリ残ってる縁(堤体から5cm程度飛び出ている)を伝って下りましたが、裸足では危険なので靴がびしょ濡れに。そのうちへつれなくなるかもしれません・・。せめて梯子をつけてくれ!

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この先の林道は工事中で立派になっていました。どうやら左岸の上の方に道を伸ばしているようだが?

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何はともあれ、バス通過20分前に野呂川発電所に到着。バスに乗って広河原に戻りました。広河原では3人はまだ下山してきておらず、最終バスが出発するギリギリの時間になって漸く下山してきました。どうやら一人が膝を痛めてしまったようですね。

間ノ岳は縦走路の1ピークではなく、ちゃんと自身の尾根をもったとても大きい山です。弘法小屋尾根は噂通りの素晴らしい尾根でここでしか得られない景色・感動がたくさんありました。時間が取れなかったため日帰りとはなりましたが、数多のバリエーションルートの経験から何とか達成することができました。次は下から登ってみたいものです。

コースタイム

広河原6:35-7:56二俣8:05-9:00八本歯ノコル9:28-10:07北岳山荘10:22-11:31間ノ岳11:43-12:21標高2935m-12:43標高2821m-13:15標高2650m13:23-13:50標高2385m-14:26標高1855m-14:40横断道1540m-14:51弘法小屋尾根取付き(標高1290m)15:07-15:28野呂川発電所15:47-16:05広河原
歩行時間 7時間35分、行動時間 8時間53分

ルート図

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標高グラフ

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累計標高(+) 1986m、累計標高(-) 2369m、距離 15.0km

弘法小屋尾根のコース状況

標高2850m上はハイマツの背も低く岩稜歩きといった感じが強い。最上部は一部ザレ。基本的にほぼ稜線通しで行けます。地形図に現れない小さなコブがいくつも続く。
標高2650~2850mは腰~背丈くらいの高さのハイマツ漕ぎが延々と続きます。痩せ尾根箇所が多いのでかわせないところもありますが、半分くらいはハイマツの薄い箇所をつくこともできました。特に危険自体はありません。
標高2650m下はどなたがつけてくれたのかは分かりませんが、赤テープが多数木に取り付けられていて安心感たっぷり(嶺朋ルートクラスのマーク量)。同時に少し冷めもします。標高1855m点まで基本ふかふかの登山道で足に優しい。ゴツゴツしたところはないといってもいい。
標高2600~2650mはハイマツも疎らになり、基本はかわしていけます。
標高1540~2600mは9割形稜線上に道のようなものがあり、藪漕ぎ要素は殆どありません。倒木も少なく殆どかわしていけます。 標高2350m辺りで尾根が3方向に分かれますが、ここは間違い尾根に入りやすいので注意。正解は東に向かう尾根。標高2270mで更に尾根が2つに分かれますが、ここも同様に間違いやすい。正解は北の尾根。正解の尾根は2210~2270m間はかなりの痩せ尾根急坂、藪も多少あり。(赤テープがある程度は導いてくれます。)
標高1960m辺りで尾根が2つに分かれますが、ここは南寄りの尾根へ。赤テープが導いてはくれます。
標高1855m点下はややゴツゴツしてきますが、まだまだ足の負担になるようなものではありません。
弘法小屋尾根取付き~標高1540mは作業道があります。作業道は標高1540mで横断道(荒川北沢取水堤体~弘法小屋尾根1540m~荒川本谷熊ノ平)と合流します。
弘法小屋尾根取付きにある堰堤は現在工事中でその時その時で突破の仕方が変わると思いますので注意。2年前は崩壊していたために濡れずに通過可能でしたが、今回は完璧な堤体が出来上がっていた一方で、徒歩用の道などは設けられていなかったために堰堤上の川を直で歩いて行く必要がありました。堰堤(高さ3mくらい?)は端っこに残っている縁(5cmも飛び出ていない)を使って下るしかありませんでした。ここが壊れたら梯子でもかからない限り登れないでしょう。

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