めぐり逢う世界

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丹沢全山縦走 大山から山中湖まで

2012年4月28〜29日。

この日はヤマレコのFutaroさん主催の丹沢24時間耐久トレッキングという企画に参加してきました。

24時間かけて丹沢の大山から山中湖まで歩き抜こうという基地外としかいいようのない企画です。

当初の予定では三国山・不老山経由で駿河小山駅まで歩いて丹沢全山縦走とするつもりでしたが、膝を痛めてしまったせいで山中湖までしか歩き通すことができませんでした。しかし、それでも歩行距離50km、標高差5000m弱という自分の今までの日帰り山行を大きく上回る山行。ここまで歩き通せただけでも非常に満足はしております。

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GWといえども研究室は忙しく、この日は研究室を途中で抜けさせて頂き、2時間の仮眠を取ってから電車で伊勢原へ向かいます。
予定の伊勢原18時50分発のバスにはギリギリで乗車。終点の大山ケーブルバス停で下車。Futaroさん、ainuさん、westmalleさん、mocamboさんと共に大山山頂まで登り始めます。
ainuさん先頭でしたが、ainuさん的には余裕あるペースなんでしょうけど、これは僕のいつもの山行ペースくらいのスピードでした。蛭ヶ岳までは非常にのんびりしたペースで行く予定だったのですが、早くも予定が崩れますw まぁ通常ペースではあるので疲れはしませんでしたが、流石にainuさんの山頂付近でのペースにはついていけませんでした。

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大山バス停~大山

大山山頂へ向かう途中ではmillionさんらしき人に遭遇しましたが、millionさんは17時から登っていると思っていたので、この時点では流石に違うだろうなと思っていました。この方は富士見山荘で再度目撃しますが、この時点でもまだ疑問。大山に登ろうとして山頂を経由せずにヤビツ峠に下るなどという物好きはこの24時間耐久トレッキング参加者以外にはいないのではないかと考えていましたが、結局この方がmillionさんでした。

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大山山頂

塔ノ岳までは自分のペースで歩きましたが、結局いつもの山行に近いペースになってしまいました。速度を落とすというのは意外と難しいものです。塔ノ岳山頂ではkecchoさんが出迎えてくれましたが、kecchoさんは足を痛めてしまったのでこのまま下山されるとのことでした。残念です。そして、お疲れ様。

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塔ノ岳 尊仏山荘

塔ノ岳から丹沢山まではFutaroさんと共に歩きました。丹沢山で休憩している間にFutaroさんは先を行きます。蛭ヶ岳手前で再び追い越し、蛭ヶ岳で20分程度の休憩をしている間にFutaroさんとmillionさんが登ってこられました。2人とも僕より先に蛭ヶ岳を発ちます。ここで、millionさんにmocamboさんはかなりキツそうとの話を伺いました。蛭ヶ岳にいた方々にainuさんは2時間前に通過したとの話も聞き驚きます。

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蛭ヶ岳

蛭ヶ岳から先は僕には未知の領域です。それなので計画段階では蛭ヶ岳で日の出を迎える予定だったのですが、予定より断然早く蛭ヶ岳についてしまい、蛭ヶ岳からの下りを暗い中こなさなければならなくなりました。ただ個人的にはあまり問題のない下りで、進むべき道さえ見誤らなければサクサク下っていくことができました。この間でFutaroさんとmillionさんを再び追い抜きました。

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夜明け

さて、最初の難関と思われる檜洞丸への登り返しまでやってきました。かなり辛かったですが何とか通過。この時点で累積標高差は3000mを超えていました。炭酸が飲みたくなったので、最後の有人山荘である青ヶ岳山荘でコーラを購入し、一気に飲み干します。ここで休憩している間に再びmillionさんに追いぬかれます。Futaroさんはしばらく待ってみましたが来られないので先に出発しました。

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檜洞丸

そして犬越路への下りでmillionさんを再び追い抜きます。ここでmillionさんの下りの走りという恐らく貴重な姿を拝めました。檜洞丸~犬越路間は富士山の眺望が素晴らしく、疲れも吹き飛びました(嘘です。

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檜洞丸~犬越路

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富士山の眺望

犬越路避難小屋ではricalo夫妻が前の週に荷揚げして下さった命の水を2L戴きました。これがなかったら確実に山中湖までは歩き通せませんでした。いくら感謝してもしたりないくらいです。
しかし、後ろにいるのはkankotoさんだけだと思っていたので、3L残っていれば大丈夫だと思っていたのですが、kankotoさんが避難小屋に到着したときには全て空になっていたようです。恐らく「29日以降はご自由にどうぞ」という表現を29日も自由に飲んでもよいと取ってしまった登山者に飲まれてしまったのではないかと想像しています。ただ飲んだなら空きペットボトルはせめて持ち帰れよと思いましたがw
僕は当初戴く予定ではなかったのですが、あまりの暑さに今までにないくらい水を消費してしまい、結果2L補充する結果となってしまいました。kankotoさん、無事に山中湖まで歩き通せたのでよかったですが、水がなくなっていたのは僕のせいもあります。申し訳ないです。

犬越路避難小屋ではmillionさんと3回目の合流を果たします。「このペースなら駿河小山駅まで歩き通せる!」とやる気満々のmillionさん。僕はもう足が重くてリタイアしたい気持ちになっていましたが、ここでかなり勇気づけられました。避難小屋ではこんなに暑い中ずっと着ていた下のアンダーウェアを脱いで、大室山への登り返しに挑みます。

大室山への登りは今回の山行一番の難関だと感じていたのですが、これが意外にサクサク登っていけました。ここまできて恐らく普段の山行と同程度のスピードは出ていたと思います。ずっと汗びっしょりのアンダーウェアが足かせになっていたということですね。もっと早く脱げばよかったです。大室山への登り途中で再びmillionさんを追い越します。

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大室山~加入道山

しかし、加入道山からモロクボ沢ノ頭へ向かう途中の下りで膝に違和感が・・。元々関節はあまり強くないので、地味に何度も繰り返された下りで膝を痛めてしまったのだと思います。というわけで、この間はかなりスピードが落ちています。膝にあまり負担をかけないためにストックを持ってくるべきでしたね。これからは標高差3000m超の登山には必ず持参するようにしましょうか。

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加入道山以降激痛で写真撮る余裕なし

モロクボ沢ノ頭で膝の調子を見ていると再びmillionさんに追いぬかれます。この膝の状態ではここから先では確実に追い越せないなと思って別れ(と個人的には認識していた言葉)を告げます。
ここでマッサージ的なことをしたためか、何と左膝の痛みは消え去ったのですが、右膝は悪化し、膝を曲げられなくなってしまうのでした(正確には曲げる瞬間に激痛が伴い、踏ん張ることができない。

さて、モロクボ沢ノ頭から山中湖方面へ向かて歩き出します。今思えばここで大人しく下山しておけばよかったようにも感じます。もう出だしから右膝が曲がらず苦行でしかありませんでした。膝が曲がらなくのは平地では歩き方を調製すれば何とかなりますが、登りと下りではそうは行きません。登りは緩やかであれば痛みをあまり感じずに登っていくことができましたが、下りはそうも行かず、今までの山行で初めて登りよりも下りに苦労する結果となりました。実際登りは体力的にも筋肉疲労的にも全く苦にはなりませんでした。

しかし、菰釣山を過ぎた辺りで登りでも右膝に苦痛を感じるようになります。更に右膝の代わりに頑張ってくれていた左膝にも再び違和感が・・。しかし、もうここまで来たら山中湖へ抜けるしかありません。菰釣山から山伏峠まで6km程度?の標示を見てうんざりしつつも足を引きずりながら歩いて行くのでした。

菰釣山からちょっと先でkankotoさんに抜かれたようですが、このときの僕に出会う人を確認している余裕はありませんでした。こんな山行は初めてです。
kankotoさんに抜かれたと分かったのはその少し後のことで、菰釣山から先の何処かの休憩地点で休んでいるときに追い抜いていった方にkankotoさんとFutaroさんの話を聞きました。その方によると、kankotoさんは多分僕を追い抜いていき、Futaroさんは僕の15分くらい手前にいると思うとのことでした。何より、西丹沢自然教室経由でショートカットしていたはずのFutaroさんが僕の後ろにいることに驚き、同時にうんざりとしていた気分も少し吹き飛びました。

分岐から山伏峠への下りはこの膝にとって最後の山場です。この辺でカニ歩きなら膝を曲げずに歩けることが分かり、以降登り下りは概ねカニ歩きで行きました。ただ山伏峠から平野バス停までの車道歩きはそれでも膝に結構負担がかかり辛かったです。

平野バス停では先に到着していた参加者の皆さんが温かく出迎えてくれました。その後の新松田での飲み会もあまり長くはいられませんでしたが、会話も弾み楽しかったです。

本当によい企画だったと思います。ありがとうございました。

コースタイム

大山ケーブルバス停19:22-20:54大山21:10-21:42ヤビツ峠21:52-23:00三ノ塔23:08-0:47塔ノ岳1:10-2:00丹沢山2:07-3:27蛭ヶ岳3:50-6:00青ヶ岳山荘6:20-7:48犬越路8:18-9:13大室山分岐-10:01加入道山10:13-11:38モロクボ沢ノ頭11:57-12:33大界木山12:43-14:37菰釣山14:43-17:50山伏峠-18:50平野バス停
歩行時間 20時間24分、行動時間 23時間28分
備考:モロクボ沢ノ頭~山伏峠間は右膝激痛のため、ちょっと進むたびに座って休んでいます。膝が曲がらないため、速度も落ちています。というかそれ以前に各山頂でのんびりと休み過ぎですねw



地図/標高グラフ

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