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トムラウシ山 天人峡~トムラウシ温泉間日帰り―秋田・北海道旅行 5日目

天人峡 羽衣の滝(旭岳~天人峡登山道)―秋田・北海道旅行 4日目の続きです。

2011年7月23日。

※全ての写真がクリックで拡大します。

登山とはやはり挑戦するものでなければならない・・。

というわけで、今までで最長の登山を計画してみました。

トムラウシ山に天人峡から登り、トムラウシ温泉へ下山する。コースタイム16時間20分で、水平距離28km、標高差+2000mの登山です。

そして、下山口のトムラウシ温泉発のバス時刻が16時15分となっていました。この時間に間に合わなかったら帰ることができず、トムラウシ温泉に泊まるしかありません。

通常ならば実行不可能な登山となりますが、僕は普通に歩いてもコースタイムの半分程度に時間を縮めることができるので、何とか実行できそうだと分かり、今回実行することに相成りました。

というわけで、天人峡パークホテルで朝食代わりに作って頂いたおにぎり弁当を持って、いざ出発。

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トムラウシ登山口(※前日に撮った写真です)

しかし、登山口で謎のおじさんに話しかけられたりして、早速出発が45分も遅れてしまいましたw

話によると、登山をしに来たわけではないが、前日に羽衣の滝展望台まで行ってきて、そこからの羽衣の滝が本当に素晴らしかったとのこと。これは期待できます。

さて、そんなわけで天人峡を5時15分に出発しましたが、登山開始から1kmで300mも登る中々の急登があって疲れます。

しかし、コースタイム1時間半のところを25分で登ってしまい、5時40分に羽衣の滝展望台に到着。これは出発が遅くなって正解でした。

ここからは前日登った旭岳と羽衣の滝が同時に臨めます。

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旭岳と羽衣の滝

前日はやはり羽衣の滝の下半分程度しか見えていなかったようで、ここからだと羽衣の滝の全景が臨めました。

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羽衣の滝

落差270mあるかどうかは分かりませんが、200mはあります。

こんな滝が日本にあったとは・・。非常に感動して、それまでの急登での疲れは吹き飛びました。

さて、ここから第一公園までは2時間とのこと。傾斜も緩やかになってきて、次第に展望も開けてきました。

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滝見台~第一公園

雲海が素晴らしいですね。第一公園周辺は木道が整備されていて気持ちよく歩くことができました。

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第一公園

しかし、第一公園から小化雲岳までは殆ど全ての区間に渡って泥濘と笹薮の歩きにくいコースが続きます。

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第一公園~小化雲岳

まぁそれでも展望はよかったので、何とかそれなりに気持ちよく歩いて行くことができました。

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旭岳(第一公園~小化雲岳より)

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第一公園~小化雲岳

さて、小化雲岳に登る登山道はなく、ここは巻いて行きますが、ここから先の登山道は泥濘もなく歩きやすいコースが続きます。

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小化雲岳~化雲岳

というわけで出発から4時間弱で、漸く化雲岳山頂に登りつめました。

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化雲岳山頂

ここから天沼までは一部木道の更に歩きやすい登山道が続きます。第一公園以降展望はずっと開けていて本当に気持ちのいい登山道だと思います。

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化雲岳~天沼

また、この登山道は行程が長いためか、登山者が非常に少なく、静かな山行を楽しむことができます。

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天沼

天沼からトムラウシ山頂までは軽い岩場が続きます。

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天沼~北沼分岐

まぁ僕は岩場はそれなりに得意なので、ここでもコースタイムの半分程度に時間を縮めることができました。

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北沼

そういえば、途中単独登山者の山ガールとすれ違いましたが、ここを単独で歩くとはやるなぁと感心させられました。というか天人峡から北沼までにすれ違った登山者は7人しかいなかったのですが、うち3人は20代くらいの山ガールでしたw

さて、北沼からトムラウシ山頂までコースタイムで20分間の最後の岩場の登りです。

しかし、このコースタイムだけは何故か非常に挑戦的で、僕が全力で頑張っても15分にしか縮めることができませんでしたw(※それまでは全力で歩かずともコースタイムの半分でした。)

まぁ何はともあれ登山開始から6時間弱で、漸くトムラウシ山頂に到着。山頂に立ったのは11時6分でした。

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トムラウシ山頂

コースタイムの半分程度に縮めて登りだけで6時間弱ってどんだけって感じですね。

山頂にはトムラウシ短縮登山口から登ってこられた方がたくさんいました。今まで登山者に7人しかすれ違わなかったのが嘘みたいです。

トムラウシ山頂は360度の大展望があり、非常に気持ちのよいところでした。

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トムラウシ山頂より

山頂はそれなりに広くなっており、登山者50人くらいなら何とか入れるかなといった感じでした。

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トムラウシ山頂より

しかし、記念すべき百名山10座目の長大なトムラウシ山行が、こんなに展望の勝つった山行となって本当によかったです。

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トムラウシ山頂にて

さて、トムラウシ山頂には20分ほどいましたが、山頂にはちょうどたくさんの登山者が集まってきており、別れは惜しかったのですが、今があまり渋滞に巻き込まれない下山のチャンスとみて下山を開始しました。

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トムラウシ山(トムラウシ分岐~前トム平より)

前トム平までは引き続き岩場の多いコースが続きます。

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前トム平

前トム平から旧道新道の分岐までの間にはまだ雪渓が残っていて、その上を進みました。

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前トム平~旧道分岐

旧道分岐からは最後の山場の急登が待っています。何故こんなところに急登があるかというと、新道は笹の刈払いにより無理矢理作られた登山道だからです。

旧道が沢沿いの道で危険だから作られたのだと思いますが、この新道が展望の全くない泥濘の多い登山道で最悪でした。

そんなわけでこんなところはさっと通過し、旧道分岐から1時間程度で短縮登山口との分岐までやってきました。

さて、ここから15分程度で短縮登山口に下山することができるのですが、短縮登山口まではバスが通じていないので、バスに乗る場合にはここからコースタイムで1時間20分の登山道を下りてトムラウシ温泉まで下山することとなります。

というわけで45分程度でサクサクと下山し、14時42分にトムラウシ温泉側の登山口まで下山してくることができました。

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トムラウシ山登山口

出発から9時間半。休憩込みでコースタイムの5割7分で歩き通すことができました。

バスの出発時刻は16時15分で、まだ1時間半も時間があるので東大雪荘のトムラウシ温泉に入ることができます!

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トムラウシ温泉 東大雪荘

本当に何もかもが勝つった山行となりました。

さて、温泉でゆっくりしてからは予め予約しておいたバスに乗り込んで新得まで行き、新得から特急、快速などを乗り継いで札幌まで行った後、急行はまなすに乗り込んで北海道に別れを告げました。

しかし、何度も言いますが、記念すべき百名山10座目の山行がこんなに素晴らしいものとなって本当によかったです。この山行は一生忘れないと思います。

コースタイム

天人峡→(25分)→滝見台→(60分)→第一公園→(78分)→ポン沼→(35分)→化雲岳→(35分)→天沼→(45分)→北沼分岐→(15分)→トムラウシ山→(9分)→トムラウシ分岐→(37分)→前トム平→(24分)→旧道分岐→(41分)→カムイ天上→(22分)→短縮登山口分岐→(46分)→トムラウシ温泉

登り 4時間53分、下り 2時間59分、合計 7時間52分(行動時間 9時間27分)
標準コースタイム 16時間20分



地図/標高グラフ

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COMMENT

うわ!
ここからの羽衣の滝、見事ですね!!
見事な落差かつ美しい流れですが、二つの沢が合わさる所も美しいです。
行ってみたいものですが、私には体力的に厳しいかもしれないです><
それ以前に、北海道に行く事自体が厳しいですが…

それより上も素晴らしいですが、私にはもっと無理です( ̄▽ ̄;)!!

それにしても、山ガ―ル凄し…

| ぉ茶 | 2011/09/20 22:06 | URL | ≫ EDIT

>>ぉ茶さん
滝見台からの羽衣の滝は美しく見事ですが、天人峡からの登りがかなりキツいですね。ただ急登とは言っても標高差300m程度なので何とか登れると思います。もし北海道に訪れる機会があれば、羽衣の滝は是非滝見台まで登って見てみてください。

滝見台より上はそうですね。登山者も少なく、行程も長く、水場もなく、かなり大変だと思います。

なんちゃって山ガールは以前から多く見かけましたが、最近はガチ山ガールもときどき見かけるようになりましたね。

| Evergreen | 2011/10/01 17:31 | URL | ≫ EDIT















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