めぐり逢う世界

旅行のことを中心に、学部やPC関係の話も少し紹介したりするブログ。

2015年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年04月

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笊ヶ岳 道なき道の偃松尾大黒尾根・ランカン尾根で日帰り周回―3 偃松尾山~笊ヶ岳

2013年6月9日(日)

笊ヶ岳 道なき道の偃松尾大黒尾根・ランカン尾根で日帰り周回―2 偃松尾大黒尾根の続きです。

縦走路は最初やや不明瞭。

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偃松尾~椹島下降点:はじめはバリエーションルートかと思うほど不明瞭

その後も残雪が一部を覆い隠し不明瞭な状態が続きました。椹島下降点まで来た辺りでやっと明瞭なルートに変わりました。

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伝付峠~笊ヶ岳の標識

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偃松尾~椹島下降点:椹島下降点が近づいてくると明瞭になってきます。

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椹島下降点

笊ヶ岳まではバテバテでしたが、(本当にあと30分でつくのかなぁ?)

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椹島下降点~笊ヶ岳

一般登山道に変わったおかげで何とか登っていくことができました。

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椹島下降点~笊ヶ岳

笊ヶ岳山頂に飛び出した瞬間に360度の大展望が得られました。非常に感動的です。これはランカン尾根から登ってきた場合に最も大きな感動が得られるでしょう。何しろ笊ヶ岳に出るまでは笊ヶ岳の裏側は殆ど見えることがないのですから・・。

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笊ヶ岳山頂にて
このとき既にハンガーノック

それではしばらく展望をお楽しみください。

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悪沢岳・塩見岳・間ノ岳方面

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聖岳・赤石岳・悪沢岳

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上河内岳・聖岳・赤石岳

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昨年登った布引山

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上河内岳・聖岳:聖岳東尾根、長大な尾根ですね。

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聖岳・赤石岳:南ア南部は一つ一つの山がデカ過ぎでねーの。

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赤石岳・悪沢岳:このコンビが最強

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荒川岳・悪沢岳

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赤石岳:赤石岳はどっから見てもデカ過ぎです。

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聖岳:ここは先月登りましたが、もう大分雪もなくなってきていますね。

富士山完全に雲に隠れてしまっていましたが、一瞬の気まぐれで姿を現してくれました。

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小笊の向こうに富士山

さて展望を楽しんだ後は下山です。

続きは笊ヶ岳 道なき道の偃松尾大黒尾根・ランカン尾根で日帰り周回―4 ランカン尾根にて。

コースタイム

5:45白石-6:15保川歩道終点吊橋6:20-6:34山の神(標高710m)-7:09作業場跡(標高950m)7:22-8:00標高1310m8:05-9:30大黒山(1990m)9:50-11:48這松尾直下11:53-13:00這松尾-13:26縦走路13:36-14:45笊ヶ岳
歩行時間 8時間2分、行動時間 9時間

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笊ヶ岳 道なき道の偃松尾大黒尾根・ランカン尾根で日帰り周回―2 偃松尾大黒尾根

2013年6月9日(日)

笊ヶ岳 道なき道の偃松尾大黒尾根・ランカン尾根で日帰り周回―1 白石集落〜大黒山の続きです。

大黒山先から偃松尾(這松尾)へ続く尾根を見やる。

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偃松尾大黒尾根(這松尾大黒尾根)

大黒山までは比較的体力を消費せずに済みましたが、偃松尾大黒尾根は非常にキツかった。

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偃松尾大黒尾根

一部踏跡らしきものも残っていましたが、基本不明瞭で、大黒山までと比してスピードが落ちます。

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偃松尾大黒尾根

しかしながら、ここから時折姿を見せる笊ヶ岳の双耳峰が非常に素晴らしい。笊ヶ岳の最高展望所かと考えております。

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偃松尾大黒尾根からの笊ヶ岳の優美

それにしてもアップダウンが続き中々標高が稼げません。

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偃松尾大黒尾根

それなりの藪漕ぎを要し、大黒山までの標高差1600mの登りとの合わせ技で非常に疲れが出てきます。

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偃松尾大黒尾根

つまりは日帰りは無謀でしょうw

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偃松尾大黒尾根

2時間近くかけてようやく偃松尾直下のガレまで来ました。しかしながら、大黒山から2時間もかけて標高が全く変わっていないのがもう・・。珍しくバテバテでした。

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偃松尾直下のガレ

ここから300m登れば偃松尾ですが、偃松尾直下はその名の通りハイマツと石楠花の地獄でした。

その努力も偃松尾手前のピークまで来るとある程度は報われます。

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偃松尾手前のピークから赤石岳・悪沢岳・塩見岳、手前の尾根は峰山尾根でしょうか。

ここではハイマツの上に乗って展望します。

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偃松尾手前のピークから悪沢岳・塩見岳・遠く仙丈ヶ岳・間ノ岳・北岳

その先の偃松尾はどこが山頂かもよく分からない、ひたすらハイマツに覆われたピークだったので、ここを目指して来る人は中々いないでしょうね。縦走路からもピークはややズレています。

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偃松尾頂上

偃松尾まで来た時点で引き返すか先に進むかで迷います。取り敢えず、縦走路まで出て見ることにしましたが、これが罠でした。縦走路側は藪が酷く、一旦抜けたらもう戻る気にはなれませんでした。いやはや名前の通り恐ろしいハイマツの山です、偃松尾。

続きは笊ヶ岳 道なき道の偃松尾大黒尾根・ランカン尾根で日帰り周回―3 偃松尾山~笊ヶ岳にて。

コースタイム

5:45白石-6:15保川歩道終点吊橋6:20-6:34山の神(標高710m)-7:09作業場跡(標高950m)7:22-8:00標高1310m8:05-9:30大黒山(1990m)9:50-11:48這松尾直下11:53-13:00這松尾
歩行時間 6時間27分、行動時間 7時間15分

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笊ヶ岳 道なき道の偃松尾大黒尾根・ランカン尾根で日帰り周回―1 白石集落〜大黒山

2013年6月9日(日)

偃松尾大黒尾根とランカン尾根で笊ヶ岳を周回。

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ただでさえ、キツいことで有名な南ア南部の最強展望台「笊ヶ岳」を愚かなことにも登りも下りもバリエーションルートで行けることに気づいてしまってから、この山行計画は始まりました。しかし、累計標高差3000mに藪漕ぎの中のアップダウン。通常このコースは藪山に慣れた人でも2泊3日は欲しいところでしょう。頑張っても1泊2日。それを日帰りで行こうという無謀な挑戦です。

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白石公民館前(標高420m)

白石集落を出発し、旧保川歩道を歩きます。地形図上では徒歩道になっていますが、実際には林道が地形図上の歩道の終点付近まで続いています。

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保川の渓相

その後短い歩道の後に朽ちた吊橋を渡ります。

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保川歩道終点の恐ろしい吊橋

しかし、この辺りで完全にミスを犯したことに気づきます。明らかに持ってきた水が少なすぎ(1.9L)&携帯(GPS)の充電器を車に忘れてきたことです。この2つが最後の最後で死ぬ思いをすることに繋がります。というか出発が遅い。

吊橋を渡った先から大黒山の尾根への取り付きは明確な踏跡があります。

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吊橋~山の神

尾根に出た後、標高950m辺りの作業場跡辺りまでは踏跡が錯綜しており、どれを選ぶか迷いますが、トラバース道を選ぶと死ぬ思いをします。

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吊橋〜山の神

初め取り付きが大変そうでも尾根を行ったほうがいいように感じました。

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山の神(標高710m)

しかしながら僕は(情報が殆どなかったので)基本右に巻いて行きました。

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山の神~作業場跡

トラバース道、特に作業場跡へ這い上がるところは非常に恐ろしく、一般登山者10人来たら1人は落ちそうな感じでした。完全に罠なので、ちょっと詰まっても頑張って尾根を行った方がいいと思います。

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山の神〜作業場跡

作業場跡からはわずかに展望が得られます。

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作業場跡より笊ヶ岳方面の展望

作業場跡より先も不明瞭ながらも踏跡が続いていて比較的登りやすいです。作業場跡より先は尾根通しで容易に行けたのでトラバースで危険といった箇所はありませんでした。

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作業場跡~大黒山

振り返ると富士山が。

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作業場跡~大黒山より

そんなわけで大黒山までは標高差1600mありましたが、

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作業場跡〜大黒山

比較的ラクラクと登っていくことができ、

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作業場跡〜大黒山

P1200612_l.jpg 作業場跡〜大黒山

大黒山頂上に到着した時点では笊ヶ岳に14時くらいには着けるのでは?という気でいました。

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三等三角点「大黒山」

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大黒山頂上(1990m)

大黒山頂上から少し這松尾方面に進んだ先のガレから這松尾~笊ヶ岳が望めます。

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ここだけの眺望「這松尾~笊ヶ岳」

続きは笊ヶ岳 道なき道の偃松尾大黒尾根・ランカン尾根で日帰り周回―2 偃松尾大黒尾根にて。

コースタイム

5:45白石-6:15保川歩道終点吊橋6:20-6:34山の神(標高710m)-7:09作業場跡(標高950m)7:22-8:00標高1310m8:05-9:30大黒山(1990m)
歩行時間 3時間22分、行動時間 3時間45分

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雪の南アルプス南部・深南部周回―3日目 2 百俣沢の頭~信濃俣~大根沢山~畑薙

2012年11月25日(日)

雪の南アルプス南部・深南部周回―3日目 1 光岳の続きです。

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富士山 光岳より

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文句なしの快晴

さて、光岳から百俣沢の頭方面への取り付きを探しつつ引き返します。しかし、そうしているうちに小屋まで戻ってきてしまいました/(^o^)\ 仕方がないので強引に道を切り拓いて行くことにします。そのうち登山道らしきところに合流しますが、何度か離れ、また戻りを繰り返しているうちに完全に分岐した稜線に乗りました。

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百俣沢の頭方面へ伸びる稜線の取り付きが怖い

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雪のトラバース

2542mピークまでは好展望で気持ちのいい縦走路。

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2542mピークと富士山

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聖岳と上河内岳 2542mピークより

その後樹林帯に入り、それ以降南ア深南部で樹林帯を抜けることはありません。

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池口岳が見える

百俣沢の頭までもたまにコースアウトしますが、さほど問題とならなそうなので適当に下って行きます。

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百俣沢の頭

百俣沢の頭の道標に信濃俣方面への矢印は書かれていませんでしたが、取り付きに多数テープがつけられていました。最初は雪の中急坂をガンガン下って行きます。信濃俣までは基本テープがつけられていますが、完全に尾根通しで行けるので迷うことはないでしょう。

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最初急坂を下る(百俣沢の頭~信濃俣のコル)

百俣沢の頭からの急坂を下り終えた辺りからは雪が疎らになってきたのでアイゼンを外します。ここから信濃俣のコルまでは痩せ尾根に雪と氷と岩場のミックスで一部怖かったです。

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痩せ尾根(百俣沢の頭~信濃俣のコル)

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ときどき上河内岳を望む(百俣沢の頭~信濃俣のコル)

2119m標高点でオーバー手袋をおいてきたことに気づきますが、流石に取りに戻る気力が湧きません。そのまま先へ進むことにします。

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踏跡は意外とある(百俣沢の頭~信濃俣のコル)

信濃俣のコルからは初め超急坂ですが、その後は普通の急坂に変化します。

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超急坂の信濃俣の登り(信濃俣のコル~信濃俣)

標高2300m以上で再度アイゼン装着。前日の疲れからか信濃俣へのこの標高差250m程度の登りでもキツく感じますが、何とか登頂。山頂から先にはトレースがあって驚きました。何処から来たし?

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信濃俣で何故かトレース出現

さて、信濃俣で既に11時をまわってしまったので、流石に明るいうちに下山できるかやや不安になってきます。大根沢山に14時につければ恐らく可能なのですが・・、無理そう。信濃俣から先はトレースとテープに導かれつつ先へ進みます。

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信濃俣~カバ沢の頭

とはいってもこれまた尾根を忠実に辿るだけ。2250m辺りで再度アイゼンを外しました。

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イザルガ岳 カバ沢の頭(2107mピーク)西より

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兎岳と聖岳 カバ沢の頭(2107mピーク)西より

カバ沢の頭(2107m標高点)から1874m標高点までは痩せ尾根で飛ばすには危険な箇所多く、中々先へ進めません。

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カバ沢の頭先の崩壊地

カバ沢の頭からの痩せ尾根に崩壊地は2ヶ所ありました。ここは尾根の左側に逃げます。

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そして崩壊地の先でついに現れた大根沢山。

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大根沢山

その先1913mピークまではなだらかでテント泊に最適かな?しかしこの程度の登りですらもうキツくなってるこの日の自分。目の前に聳え立つ大根沢山に登れる気が全くしません。

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テント泊に最適な1913mピークへの登り区間

ブナ沢のコルから大根沢山までの標高差440mはひたすら急登。この急登は正気じゃありません。笊ヶ岳とかそういうレベルじゃない。足場も不安定なところがあるし手も使いづらいし、下りでは絶対に利用したくないです。

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大根沢山の狂いに狂った急登

しかも一回危険な岩の下りがある。

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大根沢山の登りの危険な岩場(岩場は一箇所)

その後、更なる急登。この急坂が登れるならどんなバリエーションルートの急登も問題ないと自信をもっていえますw

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大根沢山のイカレタ急登

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大根沢山の正気じゃない登り

果たしてバテていたこともあって、この登りに1時間以上もかかってしまいますが、大根沢山最高点には15時前に到着。最高点には山頂標識がなかったので、GPSを持って広い山頂を歩き回りますが、ありましたよ、三角点のところに。

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大根沢山にて

そんなこんなで時間がないのに大根沢山で20分も過ごします。大根沢山から畑薙への下りの取り付きも分かりにくいですが、取り付ければ以後田代沢の頭(2112mピーク)まで赤テープ大量。この調子なら2時間で下れるか?と妄想しますが、田代沢の頭まで緩やかなアップダウンを繰り返し、あまり下れないままで1時間近くもかかってしまいます。しかし途中開けて見えた光岳と上河内岳は素晴らしかった。

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光岳 田代沢の頭付近より

上河内岳の背後には本山行初公開の悪沢岳も見られた。

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上河内岳、聖岳と悪沢岳 田代沢の頭付近より

さて、ここからはもう下りしかない!と意気込みますが、途端にテープが薄くなります。

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田代沢の頭にて唯一の道標

急坂も多く、尾根筋分かりにくい箇所もいくつかあり、思うように標高が落とせません。結局1600m辺りで17時をまわり、ヘッドライトを点灯。

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標高1648m点付近

まさかの踏跡も目印も殆どなく、危険箇所もいくつかあるところをナイトハイクすることになります。1648m標高点から1263m標高点へ伸びる尾根への取り付きが早速分かりにくく、北東へ伸びる尾根に引き込まれそうになります。結局この北東へ伸びる尾根でダイレクトに畑薙第一発電所に出れたみたいなんですが、この尾根は事前に調べていなかったので、下れそうに見えて最後の道に出る箇所が崖では?と考えて下るのは避けました。

1263m標高点付近は超痩せ尾根でナイトハイクするには危険過ぎ。しかし、ここまで来たらもう下るしかありません。何箇所か蟻の塔渡りみたいなところもありました。最後の山場が1200m付近の短いガレ。ストックが畳めなくなってずっと邪魔でしたが、ここは無理矢理閉まって通過しました。ここのみ両手が使えないと無理です。

さてここを過ぎるともうサクサクで、廃屋が見えたらもうそこは林道です。ここのみ林道と山の間が崖になっていませんでした。1時間半に及ぶバリエーションルートのナイトハイクが無事終えられてほっと一息。その後辛い3kmの林道歩きを経て沼平に帰還。赤石温泉には当然入れませんでしたので、静岡まで戻って天神の湯に入りました。

コースタイム

6:52光小屋-7:10光岳7:37-7:47光小屋7:52-8:49百俣沢の頭9:00-9:43標高2119m点9:50-10:11信濃俣のコル10:15-11:12信濃俣11:22-12:22カバ沢の頭(2107m)12:27-13:37ブナ沢のコル-14:50大根沢山15:10-16:07田代沢の頭(2112m)-17:00標高1600m付近-17:39標高1263m点17:45-18:22信濃俣林道-18:44畑薙第一ダム-18:59沼平
歩行時間 10時間32分、行動時間 12時間7分

まとめ

この時期の茶臼岳~光岳はもう完全に雪山で、一般登山者が踏み入れることのできる領域ではありませんでした。それだけにただでさえ静かな南ア南部で、更に静かな山歩きをすることができてよかったです。

2日目は展望がなかっただけに、3日目の光岳からの御来光富士、真っ白な聖岳、赤石岳、上河内岳が見られたときには涙が出そうになりました。白山もあんなに離れているのに神々しい光を放っていて素晴らしかった。南ア深南部を見て南アの山深さをより一層感じることとなりました。

今回初めて足を踏み入れた南ア深南部は期待通りの山歩きを僕に提供してくれました。やはり南アの樹林帯は心地よい。南ア深南部は一部が本州で唯一の原生自然環境保全地域に指定されているところでもあります。これからもっともっと南ア深南部、特に大井川源流部を歩いて行きたいものです。

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雪の南アルプス南部・深南部周回―3日目 1 光岳

2012年11月25日(土)

雪の南アルプス南部・深南部周回―2日目 2 茶臼岳~易老岳~光岳小屋の続きです。

午前5時起床。寒くて寝袋から中々出れませんが、朝食の準備を始めます。5時半頃になると、東の地平線が赤く明るくなってくる。

午前6時半頃外に出るとちょうど御来光。雲海より出ずる太陽はやはり富士山とセットだとより一層素晴らしい。

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御来光富士

昨日は見えなかった聖岳・上河内岳も神々しい光を放っていて涙が出ます。

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モルゲンロートの聖岳・上河内岳

さて、前日結局登れなかった光岳にまずは登ります。

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光岳小屋

トレースは勿論なく、道も不明瞭ですが、ストックで探りながら行ったのであまり足が埋まることはありませんでした。そんなわけで光岳で百名山も73座目。久しぶりの百名山更新です。

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光岳にて

光岳山頂は樹林に囲まれて展望はありませんが、ちょっと降りると南ア南部の展望が、先に少し進むと主に南ア深南部の展望が得られます。

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聖岳・上河内岳 光岳より

聖岳は勿論のこと、

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聖岳 光岳より

背後に見える赤石岳・荒川岳ももう完全に厳冬期の様相で素晴らしかったです。

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荒川岳・赤石岳 光岳より

三週間前は南面にはさほど雪のついていなかった仙丈ヶ岳ももう完全に雪山でした。

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仙丈ヶ岳 光岳より

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上河内岳 光岳より

光岳をちょっと進んだ辺りからは主に南ア深南部ですが、

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南ア深南部 光岳より
双耳峰が池口岳、奥の3つの稜線の交差するピークが中ノ尾根山、その向こうには紀伊半島が遠望できた。<./p>

その他に真っ白な北アルプス、中央アルプス、御嶽山、白山、能郷白山が見られました。

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北アルプス 光岳より

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中央アルプスと御嶽山 光岳より

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中央アルプス 光岳より

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御嶽山 光岳より

特に白山は神々しかった。あれを見たら神様が住んでると考えるのも分からなくはないです。

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白山 光岳より

さて、先は長いので光岳は8時前には出発しました。

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光岳にて

続きは雪の南アルプス南部・深南部周回―3日目 2 百俣沢の頭~信濃俣~大根沢山~畑薙にて。

コースタイム

6:52光小屋-7:10光岳
歩行時間 18分

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雪の南アルプス南部・深南部周回―2日目 2 茶臼岳~易老岳~光岳小屋

2012年11月24日(土)

雪の南アルプス南部・深南部周回―2日目 1 横窪沢~茶臼岳の続きです。

さて、昼食休憩をとって12時40分に出発しますが、茶臼小屋~茶臼岳間でコースタイムを殆ど縮められていないので、明るいうちに光岳小屋に辿り着けるか、やや不安になります。まぁ希望峰までのタイムで引き返すか進むか考えることにします。

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茶臼岳から光岳へ

茶臼岳から先は全くトレースなく、基本的には踝~脛辺りまで、登山道を外れたり踏み抜いたりすると膝上まで埋まり、思うように進めません。

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茶臼岳~希望峰

登山道不明瞭でコースアウトも多くしたので、結局希望峰までコースタイムより長くかかってしまいました。希望峰は13時35分通過。本来この時点で引き返すべきだったのでしょうが、この先は標高落ちるから雪も少なくなるだろう、最悪ビバークなどと愚かな思考回路を働かせて先に進むことにしました。

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希望峰から先も光岳まで異様に遠く見える・・。

希望峰から先は予想通り積雪は減り、登山道も分かりやすくなったので、コースタイムよりやや速いスピードで進んで行くことができました。

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希望峰~易老岳

易老岳直下でややコースアウトして大変な思いをしますが、易老岳は15時通過。この調子だと最後の標高差300mの登りでヘタらなければ何とか明るいうちに光岳小屋に着けそうです。

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易老岳

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易老渡方面

結局光岳小屋への登りは緩坂であまり疲れはしませんでしたが、中々標高が稼げずもどかしかったです。

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易老岳~光岳小屋

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易老岳~光岳小屋

でも何とか17時に光岳小屋に到着!これで今回の山行一番の目的の南ア深南部に足を踏み入れることはできそうです。

光岳小屋は非常に綺麗で、とても気持ちよく利用させていただきました。こんなところにまで営業小屋があることには驚きます。寸又峡左岸林道の崩壊が非常に残念。

この日の夕食は周辺の雪から沸かした湯でまずはカレー、後にラーメンも食べました。流石にお腹いっぱいです。月も星も綺麗で、今宵もウイスキーが美味い!

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イザルガ岳と月

続きは雪の南アルプス南部・深南部周回―3日目 1 光岳にて。

コースタイム

8:20横窪沢小屋-9:00休み場9:07-9:20水呑場-9:43樺段9:48-10:26茶臼小屋11:20-12:00茶臼岳12:40-13:35希望峰-15:00易老岳-17:00光小屋
歩行時間 6時間54分、行動時間 8時間40分

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雪の南アルプス南部・深南部周回―2日目 1 横窪沢~茶臼岳

2012年11月24日(土)

雪の南アルプス南部・深南部周回―初日 畑薙~横窪沢の続きです。

午前1時頃一回目覚めましたが、その後記録を書いて再度寝て起きたら何と7時10分\(^o^)/
それほど疲れていたということですが、何ということでしょう。朝食もちゃんと取って横窪沢小屋出発は8時20分となってしまいました。

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横窪沢小屋

横窪沢小屋から茶臼小屋までは標高差800mの登り。

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大無間山が見える

途中から見えた雪の上河内岳が神々しかったです。

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上河内岳

標高2000m付近から積雪が現れ始める。

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横窪沢小屋~茶臼小屋

でもここはそんなに急坂でもないし、この日は体調万全だったので、あまり体力を消耗せず茶臼小屋に辿り着くことができました。

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横窪沢小屋~茶臼小屋

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茶臼小屋

茶臼小屋ではmamepyonさんのすぐ後ろにコメントを残しておきました。

さて、茶臼小屋で水汲み、トイレ休憩などの大休止を経た後は茶臼岳への登り。稜線までの道で雷鳥調査の方々に出会いました。先程茶臼小屋を覗いた際に荷物をデポしていた方々だと思われます。

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稜線

稜線に出るとやや風が強い。

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茶臼岳へ

上河内岳はガスって見えなくなったので浮気せずに済みました。

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茶臼岳への登り

そんなわけで茶臼岳にはかなり遅めの12時到着。

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茶臼岳にて

茶臼岳から見える光岳方面の縦走路はもう完全に冬山の様相です。しかも光岳まで異常に遠く見えます。残念ながら朝よく見えた上河内岳は完全にガスっていました。朝は聖岳、赤石岳もよく見えたというので悔しいです。

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光岳方面はトレースもなし。

先が思いやられますが、続きは雪の南アルプス南部・深南部周回―2日目 2 茶臼岳~易老岳~光岳小屋にて。

コースタイム

8:20横窪沢小屋-9:00休み場9:07-9:20水呑場-9:43樺段9:48-10:26茶臼小屋11:20-12:00茶臼岳
歩行時間 2時間34分、行動時間 3時間40分

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雪の南アルプス南部・深南部周回―初日 畑薙~横窪沢

2012年11月23日(金)

さて、せっかくの三連休なので何か大きなことをやろうと考えていましたが、今回は冬の南ア南部、深南部を歩いてくることにしました。

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井川湖

自宅を朝出て、畑薙へ。

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沼平

計画では沼平を13時に出る予定だったのですが、寝坊とレンタカー屋での軽いトラブル、畑薙まで思ったよりも時間がかかってしまったことなどが重なり、結局沼平を出たのは14時半となってしまいました。

この時間で横窪沢小屋を目指す人は普通いないでしょうが、取り敢えずウソッコ小屋に着いた時間で考えてみることにしました。

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畑薙大吊橋

歩き出すと体が重い・・。

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畑薙大吊橋~ヤレヤレ峠

恐らく前日体調不良だった上、この日2時間睡眠であの山道を運転してきて既に頭が痛かったせいでしょう。というか小雨で非常に蒸暑く、体力も無駄に消耗される・・。

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ヤレヤレ峠

ウソッコ沢小屋手前の水場で水を大量に汲んだ時点では横窪沢小屋は諦めていました。

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上河内沢

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ヤレヤレ峠~ウソッコ沢小屋

しかし、ウソッコ沢小屋に16時ちょっと過ぎに到着。

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ウソッコ沢小屋

翌日のことも考えると、やはり横窪沢小屋まで行っておきたいと考え、水を捨てて気合でウソッコ沢小屋からの標高差500mの急坂を登り始めました。

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ウソッコ沢小屋~横窪沢小屋

この標高差500mは勿論楽などということはありませんでしたが、そこまでキツくはありませんでした。恐らく涼しくなってきて体力があまり消費されなくなったからでしょう。

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横窪峠

横窪沢小屋には17時過ぎに到着しました。沼平での駐車数を考えると一人くらいは泊まってるかなと思いましたが、こちらには誰もいませんでした。因みにウソッコ沢小屋には人がいました。

さて、夕食の準備に取り掛かります。水場を探すも見つからないので、横窪沢で適当に汲み、この日はいつも通りカレーを作って食べました。普段はこれに追加してラーメンも食べるのですが、この日はそこまで体力は消耗していなかったので、それは不要でした。食後はウイスキーのお湯割り。僕はスコッチ派で、普段はストレートで飲みますが、寒いときにはお湯割りも甘くて美味しい。疲れていたのでマッサージした後、19時前には就寝しました。

続きは雪の南アルプス南部・深南部周回―2日目 1 横窪沢~茶臼岳にて。

コースタイム

14:27沼平-14:57畑薙大吊橋-15:20ヤレヤレ峠-16:06ウソッコ沢小屋16:09-16:49中の段-17:16横窪沢小屋
歩行時間 2時間46分、行動時間 2時間49分

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