めぐり逢う世界

旅行のことを中心に、学部やPC関係の話も少し紹介したりするブログ。

2014年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年10月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

三重の秘瀑 布引三段滝(公称落差212mの大瀑)

百名瀑ついに制覇! 双門大滝・八経ヶ岳 日帰りの続きです。

2012年8月25日(土)。

この日は当初の予定では敬語さんとLolyとちっちとで岩屋谷滝に行く予定でいました。しかし、都合登山開始が10時頃となってしまうので、灼熱地獄の中草をかき分けながら進まねばならないことが予想されました。よって、岩屋谷は延期することとし、三重の秘瀑 布引三段滝へ行く計画に変更しました。

この滝は僕は以前挑戦しているもののついで程度で訪れたため、道迷い&時間切れで敗北しています。今回はGPSを持ってきているため、道に迷うことはないでしょう。また、時間もたっぷりとあります。

蓮ダム下の平瀬橋を渡った後、迷岳登山道を利用して急坂を標高差250mほど登ります。ここが灼熱地獄で死にそうでしたが、登った先の廃屋まで来ると途端涼しくなりました。ここから先はずっと涼しかった。

廃屋から先は概ね平坦な道。途中崩壊地を横切りますが、ここでちっちとLolyが苦戦。

P1160874_l.jpg
崩壊地

初め目指すは崩壊地から遠くに見える伐採地。

P1160875_l.jpg
伐採地を遠望

P1160876_l.jpg
伐採地(拡大)

崩壊地を過ぎて再び迷岳登山道を歩き始めました。

その後迷岳登山道を外れ沢に向かって平坦に降りていきます。去年僕は地図を持ってきていなかったため、ここが布引谷川だと勘違いして、左岸の樹林帯の中を登って行ってしまいました。しかし、ここは布引谷川ではないので、この左岸の樹林帯を登って行ってもまた再び迷岳登山道にぶつかるだけです。ここは山の斜面にほぼ平行にトラバースしていき、布引谷川を目指します。本来ここにも道があったらしいのですが、歩きやすそうなところは見つからず、結局布引谷川にぶつかるまでずっと道のないところをトラバースしていくハメになりました。

P1160880_l.jpg
無名沢を渡ってからはひたすらトラバース。もっといいルートがあったかもしれない。

P1160882_l.jpg
布引谷川

布引谷川の標高600m地点辺りまで来たら、左岸の植林地を伐採地目指してひたすら登っていきます。この斜面は標高差で300m程度続いていますが、光が注しているところを目指していけばそこが伐採地でしょう。

P1160883_l.jpg
ここから植林地をひたすら登っていきますが、一部道のようなものがあります。

伐採地からは布引三段滝の全景が見られ、公称落差212mは流石にないなと思いながらも、非常に大きい素晴らしい滝であることを感じ、是非滝つぼまで行きたい!という気持ちが大きくなりました。敬語さんもネットで公称落差ほどの落差はないと知り、初めこの滝には乗り気ではありませんでしたが、直に滝を目にして気持ちが変わったようです。

P1160885_l.jpg
伐採地から布引三段滝の全景:公称落差212mですが、前衛滝と合わせてもせいぜい150mがいいところでしょう。

P1160890_l.jpg
三段で120m程度と見られますが、ネットで写真を見ていたよりも全然いい滝!これは滝つぼ熱が高まります。

さて伐採地からできるだけ標高を変えないまま布引谷川に降りていきます。布引谷川まで来たら前衛滝まで沢登り。

P1160896_l.jpg

P1160898_l.jpg

濡れることはないですが楽しいです。

P1160899_l.jpg

P1160903_l.jpg

前衛滝は全員には直登は無理そうなので巻きます。

P1160916_l.jpg
前衛滝前までやってきました。布引三段滝の二段目、三段目が見えます。

P1160918_l.jpg
敬語さんもこれは確実に行ける自信はねーわとの顔。

右岸の崖が消えるところまでトラバースしつつ引き返し、崖が途切れたところで崖上に出て再び上流側へトラバース。

P1160926_l.jpg
んなわけで大巻きします。

P1160927_l.jpg
トラバース慣れてない2人は大変そう。

ここまで半分以上の時間をトラバースに費やし、かなりの神経を使ったので、滝つぼに到達したときの達成感はかなりのものでした。下段だけでも十分に大きな滝で、水量も十分。飛沫が気持ちいいです。

P1160928_l.jpg
布引三段滝三段目滝下:思っていたよりも全然いい滝で素直に感動しました。三段目の落差は40mってとこかな?

P1160933_l.jpg
久しぶりの道なき道に達成感溢れる。

P1160935_l.jpg
飛沫が気持ちいいです。

P1160946_l.jpg
地図に名前が載っている滝ではありますが、秘瀑中の秘瀑 布引三段滝でした。

滝下からは適当に右岸を登っていき登山道に合流します。ここからはもう登山道なので途中の分岐に気をつけてさえいれば問題なし。まぁ迷岳の名の通り登山道にも標識は一切ありませんが^^

布引三段滝、無事にリベンジが果たせてよかったです。

続きは前鬼 不動七重滝へ(再々訪)にて。

コースタイム

10:55平瀬橋-11:24廃屋11:37-12:02崩壊地12:09-12:20無名沢12:33-13:33伐採地14:06-14:20布引谷沢14:28-14:43布引滝15:08-15:33布引滝16:00-16:08登山道合流16:13-16:49廃屋17:05-17:25平瀬橋

≫ 続きを読む

| 旅日記 | 18:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

百名瀑ついに制覇! 双門大滝・八経ヶ岳 日帰り

迷い滝(大峰山系ヒウラ谷)の続きです。

2012年8月24日。

この日は奈良在住の敬語さんと大学の友人のちっちと、弥山川ルートで弥山・八経ヶ岳を日帰りする予定でいました。しかし、翌日にも同程度の負荷のかかる山行が控えていたため、前日の夜になって双門大滝滝つぼの往復に変えようという話になっていました。

そんなわけで当初の予定より1時間半以上遅れての熊渡出発。敬語さんについて白川八丁まで歩いていきます。弥山川出合よりガマ滝まではゴーロ歩き。ここまでは何てことありません。

P1160748_l.jpg
白川八丁

ガマ滝から一ノ滝までは一般登山道から比較すれば難路といえる道が続きます。

P1160753_l.jpg
ガマ滝

最初右岸を歩きますが、左岸に移ってからが楽しい!

P1160754_l.jpg
ガマ滝~一ノ滝

P1160756_l.jpg
ガマ滝~一ノ滝

P1160757_l.jpg
ガマ滝~一ノ滝:左岸に移ります。

大岩を登ったりしつつ沢を詰めていき、双門一ノ滝に至ります。

P1160760_l.jpg
ガマ滝~一ノ滝:こっからは大岩を登ったりしつつ、一ノ滝まで沢を詰めます。

P1160762_l.jpg
ガマ滝~一ノ滝:流石に5度目の敬語さん、そしてまともな山登りは初めてのちっち。

P1160763_l.jpg
ガマ滝〜一ノ滝

一ノ滝・二ノ滝はこんなに大きな滝だなんて思っていなかったからとても驚きました。この滝だけでももう十分です。

P1160774_l.jpg
一ノ滝と二ノ滝:一応上段がニノ滝で、下段が一ノ滝と分かれていますが、一つの滝と見てしまっていいでしょう。中々大きな滝です。

P1160786_l.jpg
一ノ滝

一ノ滝からは32段の梯子を経て双門大滝の滝見テラスに至りますが、梯子がかかっている箇所に危険はありません。

P1160787_l.jpg
一ノ滝の吊橋

P1160790_l.jpg
三ノ滝:ここの滝つぼは敬語さんのお気に入りらしい。

P1160793_l.jpg
三ノ滝~双門大滝:大滝までの32個の梯子には垂直に登るものから、水平に崖を横切るものまで様々。

P1160797_l.jpg
三ノ滝~双門大滝:落ちたら死ぬけど、まぁ落ちないでしょう。

P1160801_l.jpg
三ノ滝~双門大滝

問題はある一つの鎖場!ここは鎖しかないのに足をかけられるところが少なく、しかも落ちたら断崖の底という何とも危険な場所です。双門大滝往復の方は岩が濡れていたらまず諦めたほうがいいでしょう。

P1160804_l.jpg
裏双門

そんなわけで双門大滝の滝見テラスに到着!これで日本の滝百選制覇となりました!感慨深いです。雨だったので滝つぼに行くのを断念せざるを得なかったのが悔しいですが、まぁそれはまた次の機会にということで。

P1160811_l.jpg
双門大滝

P1160816_l.jpg
双門大滝:岩の隙間を潜るように落ちていきます。

P1160817_l.jpg
双門大滝:滝つぼにも行きたかったけど、雨で濡れた岩を降りていくのは危険なので止めておきました。

P1160818_l.jpg
仙人嵓:敬語さんは滝つぼからこの絶壁を見上げて感動したとか。

さて、雨で下山は危険なので弥山川ルートをこのまま狼平まで登って行くことにしました。膝を2度も岩にぶつけて痛めてしまったちっちが辛そうです。そもそもちっちはまともな長時間の山行はこれが初めて。果たして狼平に辿り着けるのか・・?

P1160820_l.jpg
双門大滝~狼平

双門大滝から狼平直前までは沢は再び緩やかに登っていきます。しかし、登山道は登ったり下ったりでちっちが辛そう。

P1160821_l.jpg
双門大滝~狼平:至るところに旧道の残骸がありました。

P1160831_l.jpg
双門大滝~狼平:崩壊地。河原小屋も流されてしまっていました。

P1160835_l.jpg
双門大滝~狼平:素晴らしい渓相。

P1160836_l.jpg
双門大滝~狼平:頑張れちっち!

P1160838_l.jpg
双門大滝~狼平:見事なエメラルドグリーン。

DSCN4722_l.jpg
双門大滝~狼平:よき渓谷かな。

P1160839_l.jpg
双門大滝~狼平

それでも休憩しつつでゆっくり歩いて行き、何とか狼平手前のオーバーハング岩まで到着。

P1160845_l.jpg
オーバーハング岩:左の空中鎖梯子と右の鉄杭のどちらかを選びますが、僕は右を選択!ステップは非常に少ないので、腕の力と技術がないと無理!普通は右は選択しませんw

オーバーハング岩は通常は左の空中ブランコ(梯子)で登っていきますが、僕と敬語さんは右の鉄杭を選択。これはちょっとミスったら逝きます。一個一個の鉄杭が結構離れているし、これは腕力も必須。SASUKEみたいです。

DSCN4752_l.jpg
オーバーハング岩

次の空中回廊もちょっとしたアトラクションだけど、これは全然怖くないw というかこれ明らかに効率悪いのに名物としてわざと残してるだろw

P1160846_l.jpg
空中回廊:明らかに効率の悪い登山ルート

DSCN4757_l.jpg
空中回廊

P1160850_l.jpg
空中回廊~狼平

というわけで無事狼平に到着。何と熊渡から6時間半もかかってしまいました!ちっちお疲れ!

P1160853_l.jpg
狼平:弥山川ルートは実は下山禁止です。滝めぐりの人は熊渡から双門大滝を往復していますが、本当は禁止されているんですねー。

ここからはちっちは狼平避難小屋で休憩、僕と敬語さんは弥山・八経ヶ岳と回ってくることとしました。

P1160854_l.jpg
狼平避難小屋:ちっちは膝を痛めてしまったのでここでお休み!

狼平から弥山へは階段が多く、謎に辛い。

P1160855_l.jpg
狼平~弥山:僕と敬語さんは弥山、八経ヶ岳を回ってくることに。

P1160856_l.jpg
八経ヶ岳:弥山川ルートで登らないとつまらない山かもしれません。

途中からは登山道に戻って楽。そんな感じで35分で弥山小屋。弥山山頂も往復してきましたが、何が何やらよく分からない山頂。まぁ大峰山縦走路は修行の道だから仕方ない。

P1160859_l.jpg
弥山山頂:一般登山者には意味が分からないw

続いて八経ヶ岳へ。こちらは弥山から15分。一応大峰山脈の最高峰。でもその威厳はない?w 八経ヶ岳で僕の百名山登頂数も67座となり、漸く3分の2が終わりました。

P1160862_l.jpg
八経ヶ岳山頂にて

P1160866_l.jpg
八経ヶ岳より:何故か登ったら晴れましたw

八経ヶ岳からはちっちを恐らく待たせてしまっている高崎横手までドンドコと下っていきます。高崎横手にはちっちとの約束の時間に18分遅れての到着。申し訳ない。

P1160871_l.jpg
八経ヶ岳~高崎横手:これは走れるレベル。

高崎横手からしばらくは一般登山道。一般登山道からカナビキ尾根への分岐が分かりにくいんじゃないかと思っていたのですが、誰かが標識に書いてくれたおかげで間違える可能性はなくなりました。分岐直後から目印のテープ多数。踏跡も明瞭。一応点線ルートですが、もはや迷うことはありえません。

P1160873_l.jpg
カナビキ尾根分岐:カナビキ尾根の案内があるとは知らず。カナビキ尾根ももう立派な登山道でした。点線ルートから外れる日も近いか?

そんなわけで、何とか暗くなる前に熊渡に到着。11時間超の山行でした。滝めぐりにはよく連れて行ってるけど、5時間以上の山行が初めてのちっちにはちょっと厳しかったかな?でも弥山川ルートを突破した彼に拍手。

僕も日本の滝百選最後の双門大滝と百名山の八経ヶ岳をダブルでクリアすることができてよかったです。これも双門大滝にこれまで4度訪れ、弥山川ルートで八経ヶ岳の日帰りもしたことがある敬語さんのおかげかな?

下山後は近くの天ノ川温泉で疲れを癒しました。

続きは三重の秘瀑 布引三段滝(公称落差212mの大瀑)にて。

6:42熊渡-7:28ガマ滝7:37-8:28一ノ滝8:33-8:43三ノ滝8:51-9:37双門滝10:07-11:37標高1430m地点11:53-12:14無名瀑12:22-13:15狼平13:42-14:17弥山14:42-14:57八経ヶ岳15:07-15:48高崎横手16:05-16:35カナビキ尾根分岐-17:33林道終点17:40-17:58熊渡
歩行時間 8時間34分、行動時間 11時間16分

| 旅日記 | 23:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |